Collections

  • CASA DE Limited Edition - Textile by Kvadrat / Raf simons

    Kvadrat / Raf simonsシリーズのテキスタイルを使用した、CASA DEオリジナルのUpholstered Easy Armchair(Pierre Jeanneret: Phantom Hands)と、Pierre Jeanneretのチェア・ベンチに対応したクッションの販売を、期間限定で行います。 

  • Isamu Noguchi

    イサム・ノグチ (1904 - 1988) アメリカ・ロサンゼルス生まれ。詩人であり芸術の権威であった父・野口米次郎とアメリカ人作家であった母・レオニー・ギルモアとの間に生まれました。1922年にパブリックスクールを卒業。ラシュモア山の彫刻家ガットスン・ボーグラム(1867-1941)に弟子入りしますが、彫刻家としての才能がないことを指摘されます。1946年にニューヨーク近代美術館で開催された「14人のアメリカ人」展に出品された繊細な板状の彫刻には、彼の考えや思いが反映されています。ノグチは特定の運動に属することなく、さまざまな分野や流派のアーティストと共同制作を行いました。 イサム・ノグチは彫刻家として最もよく知られていますが、絵画、陶芸、インテリアデザイン、建築など、さまざまな分野で活躍しました。どの作品においても、彼は素材と深く向き合い、自然や社会とのつながりに敏感であり続け、木や石を好み、それらの素材を最大限に生かす才能がありました。  

  • Jose Zanine Caldas

    ジョゼ・ザニーネ・カルダス(1919-2001) ブラジルを代表するデザイナーの一人。独学の模型製作者兼建築家であるザニーネは、1949年サンパウロに「MoveisArtísticosZ」を設立。プライウッド家具の現代的なデザインの先駆者となりました。1960年代の終わりに彼の故郷であるBahiaに戻り、大きな木から家具を彫りだす、より原始的で環境に配慮したアプローチでの実験的な家具製作を始めます。彼はそれを「Outcry Furniture」と呼びました。2019年に100周年を記念して家族監修のもと再発行された「MoveisArtísticosZ」のラインは、手工芸とサステイナブルな慣習を評価する彼の「Outcry Furniture」の哲学に従っています。 

  • Lina Bo Bardi

    リナ・ボ ・バルディ(1914-1992) イタリア・ローマ生まれ。ジオ・ポンティのもとでキャリアを積み、アートディーラーのピエトロ・マリア・バルディと結婚。サンパウロ美術館の立ち上げのため招致された夫と共にブラジルへ渡ります。1951年サンパウロのムルンビに、最初の建築作品となる自邸「ガラスの家」を設計。家具も手がけました。また、1986年に改築されたサンパウロ美術館や、1986年のSESCポンペイアなど公共建築物をいくつも手がけています。家具デザイナーとしては、1949年に、ジャンカルロ・パランティとともに「スタジオ・ダルテ・パルマ」を設立。その工場は、たった2年間のみの活動ではありましたが、プライウッドやブラジル原産の材料を使ったシンプルな構造のモダン家具を製造しました。リナが初めて家具デザインをしたのは1947年、サンパウロ美術館の講堂のための椅子でしたが、これ以外にも、自身の設計した建築作品に合わせて家具も手がけました。ブラジルでは「外国人」であり「女性」でもあったため、難しい時代を過ごしたリナ・ボ・バルディでしたが、多くの建築作品を残し、建築とデザインの社会的・文化的な可能性の追求に人生を捧げました。 

  • Pierre Chapo

    ピエール・シャポ(チャポ)(1927-1987) フランスの家具デザイナーであり職人。ピエール・シャポはパリ国立高等美術学校で 建築学を勉強し、1958年に卒業。その後、彫刻家であり画家でもあった妻ニコール ロルミエールと共に、スカンジナビアとアメリカを旅しました。この旅で、アメリカ の建築家フランク・ロイド・ライトの邸宅と事務所を訪問、後のチャポのデザインと作品に多大な影響を与えました。帰国後、シャポはフランスのクラマールに自身のスタジオを設立し、妻ニコールのサポートを受けながら作品の制作を開始しました。 シャポとニコールは、パリ13区の並木道、オピタル通りに ギャラリー・チャポを開設。 現在もなお、シャポの作品は当時のアトリエにて、彼の次男を中心とした職人たちが 制作を続けています。 ​◾️CASA DEは、[Chapo Creation]の日本総代理店です。... 

  • Pierre Jeanneret

    ピエール・ジャンヌレ(1896- 1967)​ 1896年生まれのスイスの建築家。ピエール・ジャンヌレは、建築界の巨匠ル・コルビュジエの従兄弟であり、1922年からはコルビュジエと事務所を設立し協働した重要なパートナーとして知られています。1927年に入所したシャルロット・ペリアンと3人でLCシリーズに代表される家具のデザインを手がけています。 ​ ​◾️CASA DEは、[Phantom Hands]の日本総代理店です。 

  • Sergio Rodrigues

    セルジオ・ロドリゲス(1927-2014) ブラジル生まれ。家具デザインを手がけて60年の節目となった2014年に同市でその生涯を終えます。1200ものデザインを起こし、その半分は実際に生産されたと言われています。ロドリゲスは、1952年の大学卒業後、クリチバに移り、カルロ・ハウナーらとともに家具事業をスタート。1955年にリオデジャネイロに戻り、量販家具メーカーの「Oca」を設立しました。彼は、無垢材、特にジャカランダを好んで用い、それに皮革や布地、籐、金属など、違う素材を組み合わせたデザインを数多く生み出しました。中でも、ジャカランダのフレームにボリュームあるクッションを組み合わせた「Mole」アームチェアは、代表的な作品です。 オスカー・ニーマイヤーとルシオ・コスタの依頼により、1960年に落成し、のちに世界遺産に登録されたブラジリアの多くの政府庁舎に、ロドリゲスの家具が納められました。今日に至るまで、彼のデザインは、首都ブラジリアのアイデンティティに欠かせない存在です。